流れ尾から登る 氷ノ山 丹波山岳会  平成22年1月16日 メンバー=小滝・純海・方山・須藤(神戸岳士会)青谷(神戸山岳会) 
 平均年齢55才の3名は、胸まであるアスピリンスノーのラッセルで汗びっしょりになり、2時間で何とか標高1400mに辿り着いた。
 久しぶりに氷ノ山が我々を拒むのを感じた。
 辿り着いた地点には、昨日から入山していたアオヤンのテント跡があった。夜中にかなりの降雪があったようで掘り下げてスペースを確保した穴の周りに苦労した跡が伺える。
 ここからはアオヤンのトレースをお借りしてすんなりと東尾根との合流点を通過した。古千本のモンスターがかなり成長している。
 モンスター越しに「コンニチワ」という元気な声が聞こえたかと思うと、アオヤンが大きな三脚とカメラをドスンと設置し撮影のチャンスを待っていた。
 朝急に後から行きますのでと電話で言っていた小滝さんがしばらくしてから満面の微笑を浮かべながら到着した。我々とは別便であったがそれでも早い。
 ときどき天空にかすかな青空が顔を出すが一向に撮影日和にはならないので昼飯をここで食べてから下山した。
 正月から1m50cmほど積雪が増えたようでスッチーがゾンデで測ると2m40cmもあった。2月の山スキーが楽しみだ。
 
流れ尾との合流手前にて(豪雪の跡) 標高1380m付近の急登でハッスルするスッチー
古千本の平地でカメラを構えるアオヤン いつもラスカルの毛皮をケツにぶら下げているアオヤン(ガクが恐れている)
北西方向を見る 巨大化したモンスター
標高1260m付近のいつも出迎えてくれるブナの親分 三ノ丸方向を見る
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