穂高連峰と涸沢 の秋 平成22年10月2日〜3日  丹波山岳会  メンバー=上田・遠藤・高原・菅谷

 丹波山岳会22年度の行事予定であった秋の涸沢に行きました。僕自身6回目の涸沢ではなっかっただろうか。人が多く町のようだと嫌う人もいるが、それはそれで3000m級の山に囲まれたカールはいい景色である。さて、10月1日20時30分誰の見送りもなく丹波を予定より遅れて出発し、伊丹空港でラブちゃんをピックアップ。菅谷君の○○○km巡航走行で出発の遅れを取り戻して平湯に到着してプチ宴会をして仮眠となった。(まさやんは社長としての疲労で車中ずーと寝ておられた。)
 10月2日、M上氏にアドバイスをいただいてタクシーで上高地に向かう。ここから難関の横尾までの歩きである。本谷から涸沢間でまさやん疲労困ぱいとなりペースは遅くなるが、何とか涸沢カールに到着、テント場確保して涸沢ヒュッテのテラスで少し早かったナナカマドの紅葉を見ながら乾杯、町と変わらない1杯800円の生ビールで乾杯。2杯目もうまかった。
 10月3日、前日はパノラマコースで下山と言っていたまさやんも12時間眠り体力も回復して、奥穂高岳、前穂高岳に向かうことになる。前日のピーカンの天候とは違い、空には薄い雲がかかり3000mより上はガスがかかりだんだん下がってきた。心配していたラブちゃんもザイティングラード、奥穂高の急登も通過して標高3190m日本3番目の高所に到着した。吊尾根を経由して紀美子平にザックをデポして前穂高岳に向かう。ダケカンバの紅葉(夏枯れをしている部分もあった。)を見ながらではあったが、紀美子平から岳沢までの急な下りは大変つらいものであった。16時30分河童橋周辺に到着、梓川の支流でガラパゴス状態の多くの岩魚が迎えてくれた。竿を持っていればと思ったが、まさやんも同じ気持ちであったことだろう。平湯温泉でリラックスして帰路に。千里中央駅でラブちゃんを下ろし丹波に23時30分に到着して終了となった。
 

   
涸沢にて 昼下がり 
   
 テントと紅葉  涸沢カール
   
幻想的な光   奥穂高頂上にて
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