八ヶ岳 赤岳登頂と裏同心アイスクライミング   平成25年11月30日〜12月1日 丹波山岳会
                                                   メンバー=ゴンチャン・スッチー・イッポ・ヤマちゃん・スガ・FJ・KT・UK・AB・ YN・NK工作員
  30日早朝、丹波市を出発し午前10時半ごろ美濃戸口に到着する。ここにからは、軽の四駆で3回ピストンして美濃戸山荘まで進み、北沢から赤岳鉱泉に向かう。 若者F君は
、ボッカ訓練を兼ねてますと言い、30sほどの荷物を担ぎ上げる。
 午後2時前に鉱泉に到着。5人用テント・2人用テントをそれぞれ張る。A女史は勇敢にもツエルトで凌ぐとのこと。
 午後3時前からジョーウゴ沢で訓練を開始するが人が多くて難儀する。調度F2下流右岸の氷結したルンゼが空いたのでアイゼンとピッケルの基本を何回も練習し夕刻鉱泉に帰着した。
 1日午前6時半にアイスクライミング組4名は裏同心に向けて出発。残る7名は地蔵尾根から赤岳を目指すべく午前7時15分に中山乗越経由で行者小屋に向け出発。
 行者小屋から地蔵尾根に取付きしばらくすると中央アルプス方面から怪しい雲が集まり始め、地蔵仏あたりでは雪交じりの強風が吹きつける。気温は−8℃ほどだがかなり寒い。
 赤岳展望荘からは、右からの強風に耐えながら本峰の急登をこなし午前10時前に頂上小屋に到着。相変わらず強風とガスの中、頂上小屋の横で休憩しているとあまりにも突然に紺碧の
空が現れ、はるか南にはくっきりと富士山が見えるようになる。みなさん大喜びで冬季の2899m峰頂上を満喫し氷結した文三郎尾根を軽快に下り、午前11時半に無事行者小屋に到着した。
 今回の赤岳登頂は、アイスアックスとクランポン初心者の訓練を兼ねての登頂であったが、フラットフッティングやビレイグリップなど十分に経験を積むことができたと喜んでいる。
 アイスクライミング組には、土日のみということで活動時間が少なく申し訳なかったと感じているが、シーズン初めのトレーニングとしてはよかったと感じた。
   
11月30日午後2時、赤岳鉱泉から見る赤岳  ジョーゴ沢  F-2 
   
   
12月1日行者小屋にて   地蔵尾根から見る赤岳
   
 大同心基部にて 大同心稜から大同心大滝にロワーリングする 
   
裏同心にてアイスクライミング  大同心大滝を見上げる
   
 強風の赤岳直下にて 突然雲が切れる 
 
頂上から絶景を満喫する 
   
 下山開始  シュカブラと青空
 
紺碧の青空をバックに文三郎尾根を降る 
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